朝ランのメリットとデメリット

ランニング理論
jill111 / Pixabay

日中仕事をしていると平日のランニングは出勤前の朝ランか帰宅後の夜ランになってしまいます。

朝ランも夜ランも経験した上で、朝ランのメリットとデメリットを紹介します。

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朝ランのメリット

朝ランにはいくつかのメリットがあります。個人的にはデメリットを大きく上回るメリットがあると思っています。その中でも特に主張しておきたいメリットは3点です。

・空腹状態で走るトレーニング
・体内時計の調整とメラトニン分泌
・朝ごはんが美味しい

空腹状態で走るトレーニング

フルマラソン30kmの壁と言われるものがあります。

これは、体内のグリコーゲンを使い果たしてしまいエネルギー切れに近い状態になるのが30km過ぎのため、こう呼ばれます。

朝ランは前日の夜ご飯から何も食べていないので、身体に貯められているエネルギーが少ない状態です。

空腹でエネルギーが少ない状態でも走ることは、フルマラソン30kmを超えた辺りと似た環境を擬似的に作り出します。

朝ランによってエネルギーが少ない状況で走ることを身体が覚え、フルマラソン終盤で粘り強く走れることが期待できるといった寸法です。が、果たして効果があったのかどうかは自分ではよく分かりません。効果があった、と思いたいところです。

体内時計の調整とメラトニン分泌でぐっすり睡眠

人間の体内時計は一日の24時間より少し長い25時間程度だと言われています(諸説あり)。

そのため、何もしなければ毎日少しずつ感覚で持っている時間とズレて行きますが、日光にあたることで朝であると身体が認識します。

また、朝日を浴びることで夕方以降にメラトニンが分泌されます。メラトニンは睡眠物質と呼ばれ、ぐっすり眠るためには必要なもの。海外遠征が多いプロテニスプレーヤーの中には、メラトニンサプリメントを飛行機内で飲む人もいるほど。

朝ランすることが快適な睡眠にも繋がるのです。また、朝ランするためには早起きすることになるので、早く眠気が襲ってきて、結果的に早寝早起きの生活に繋がります。

朝ごはんが美味しい

朝ランは起きて準備ができたら走り出し、終わってから朝ごはんを食べることが多いでしょう。

朝起きて空腹状態で走るわけですから、走って胃腸も動き出し、走り終わった頃にはお腹が空いていること間違いなし。

その状態で食べる朝ごはんは、和食でも洋食でも身体に染み渡ります。

運動後の回復には、運動終了後30分以内のゴールデンタイムに取ることが最適だと言われていますが、朝ラン後の朝ご飯は美味しいだけでなく、体作りの面からもベストであるといえるのです。

朝ランのデメリット

こんなメリットだらけの朝ランに見えて、実際にやってみるとデメリットもありました。

・身体が起きていない
・家に戻る時間が決められている
・昼間に眠くなる

身体が起きていない

これはもっと早く起きてしっかりストレッチや準備運動をして身体を温めれば回避できる問題ですが、目が覚めて30分以内に走り始めようとすると、どうしても身体は起きていない。

そのため、スピード練習は当然無理として、かなりゆっくりなジョグから入って、ゆっくり身体を暖める必要があります。

朝ランは身体をほぐして目覚めるためのもの、と割り切れば気持ちいい練習ができるのですが、速いペースで走ろうとしても、身体が寝たままで筋肉も温まっていないので、無理をすると怪我する要因にもなります。

基本的に練習メニュー内容がゆっくりジョグ中心となってしまうことがデメリットの一つです。

家に戻る時間が決まっている

サラリーマンなので毎日会社に出社します。

となると、家に戻ってシャワーを浴びてご飯を食べて着替えてというステップから逆算すると、何時に家に戻らなければならないか、というのが決まります。

毎日同じ時間に起きて、同じ体調で、同じペースで走れればいいのですが、残念ながら人間なのでそのようには行きません。

今日はゆっくり目で走ろう、と思って走っていたら、気が付いたらもう家に戻ってなければならない時間、なんてこともあります。

また、個人的には朝走ると胃腸が刺激されてしまうのかトイレに行きたくなる風潮があります。途中の公衆トイレにお世話になるのですが、ここでも大きくタイムロスをしてしまいます。

慌てて家に戻ってシャワーを浴びて朝ご飯を食べても、汗が引かないなんてこともしばしば。やむを得ずスーツを着て出かけるものの、なんかすでに汗かいてるし…という状況になることも。

昼間に眠くなる

朝走って会社に行って仕事をすると、すでに起床してから時間が経過していることと、朝から披露しているので昼過ぎには眠くなることが多くなります。

会議は寝てしまいそうになるし、普通にPCに向かってても集中できないし。

ある程度朝ランに慣れてくると眠くなることも少なくなりますが、最初の頃はかなり眠くなることでしょう。

おすすめの解決策はランチタイムにご飯を食べたらデスクで仮眠すること。15分でも仮眠できると眠気が飛んで、かなり楽になります。

まとめ

実際に自分でやってみて朝ランのメリットとデメリットを並べてみました。

朝ランは朝自分が起きることさえできればランの時間を確保できることも大きなメリットです。

しかし、身体が慣れるまでは、会社での仕事が大変でした。

朝から爽やかな気分になれることは間違いないのですが、これは自営業や会社が自宅から近い人に向いている練習法なのではないかと思います。

練習内容としてはゆっくりジョグが中心になるので、朝ランは平日に疲れを抜くジョグとしてやるのが良いでしょう。

ただ、フルマラソンは通常朝スタートなので、早起きして朝から走ることに慣れたことには意味があるかと思っています。

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